iOS Developer Programへの登録 (購入まで) ~ bugttle 開発の記録

今更ながらではありますが、普段から使っているアカウントと開発で使うアカウントを分けて作りなおした為、良くある情報ではありますが、まとめます。
長めの記事ですが、作業自体はすぐに終わります。

iOS Developer Program とは

iOSで動作するプログラムを作成し、App Storeで配信するために年会費を払い会員になるというものです。
Apple公式の「Which Developer Program is for you?(日本語)」や「Choosing an iOS Developer Program(日本語)」を見ると、どのデベロッパプログラムに登録すれば良いのかが分かります。
大きく分けると、以下のような分け方になっています。

iOSデベロッパプログラム(個人向け)

費用: 8,400円/年
iPhoneやiPadなどの実機での動作テストができる
最大100台までならApp Storeを経由しなくても他の人に配布することができる(Ad Hoc配信)
iAdが利用できる
App Storeを利用して無料・有料アプリの配信ができる

iOSデベロッパプログラム(法人企業向け)

費用: 8,400円/年
複数人で開発することができる
Ad Hoc配信・iAd・App Storeの利用が可能

iOSデベロッパエンタープライズプログラム

費用: 24,800円/年
学内・社内など、組織内の人だけで利用できるアプリ開発ができる
その代わり、iAd・App Storeは利用できない

iOSデベロッパユニバーシティプログラム

費用: 無料
大学での利用に限る
授業や研究のため200人までメンバー登録することができる
Ad Hoc配信・iAd・App Storeは利用できない

Appleデベロッパ

費用: 無料
XcodeとiOS SDKを利用してアプリの作成ができる
実機でのテストができない
無料・有料アプリに関わらずApp Storeで配信することもAd Hocに配信することもできない

前提

今回は、個人でiOS Developer Programに登録する方法です。法人登録の場合は別ページの参照をお願いします。
必要なもの: Apple ID、Intel Mac(OS X Lion)、有効なクレジットカード

Apple ID をお持ちでない場合は、My Apple IDから作成することができます。

参加費は円と米ドルのレートにより異なる場合があります。
こちらのエントリーで記述しましたが、開発用のアカウントは、普段から利用しているApple IDとは分けて別に作成することをお勧めします。

iOS Developer Program への登録

1. iOS Developer Programにアクセスし、「今すぐ登録」をクリック。

2. 表示されている項目を読み、「登録に進む」をクリック。

3. 既にApple IDを持っている前提なので、「Appleデベロッパプログラムに登録するにあたり現在持っているApple IDを使用します。」を選択して「続ける」をクリック。

4. 個人用なので「Individual」をクリック。

5. Apple ID でのログインを求められるので、メールアドレス・パスワードを入力し、「Sign In」をクリック。

6.「会社名・住所・電話番号」の情報を入力し、「Continue」をクリック。

7. 全てのアンケートに答え「Continue」をクリック。

8. 同意書を読み、同意できるならチェックし「I Agree」をクリック。

9. しばらくすると、「Apple Developer Support(noreply-appledev@apple.com)」からメールが送られてくる。そこに書かれている数字をコピーし、先ほどの処理の後に表示されている欄に入力し「Continue」をクリックする。もしくは、メールの数字をクリックしても次に進むことができる。