2012年4月19日木曜日

開発専用のApple IDを用意した方が良い理由

iPhoneを購入したときからですが、Apple IDを作成してアプリのダウンロードに使っていました。そしてiOSアプリの開発をするにあたり、既存のApple IDを利用してiOS Developer Programに参加しました。すると、以下のような問題点がありました。

注意点

一度iOS Developer Programを購入してしまうと、他のアカウントに移行することができません
例えば、「a@example.jp」のアカウントでプログラムを購入したとします。その後、新規に「b@example.jp」のアカウントを作成し、「a@example.jp」から「b@example.jp」にiOS Developer Programを移動するということはできません。また、一度購入した場合、特別な理由がない限りキャンセルも出来ません
そのため、iOS Developer Program購入の前に、分けるかどうかの検討をしていただければと思います。

問題点

上述しましたが、iOS Developer Programのアカウント情報には日本語を使うことができません。サポートに問い合わせた際にも、「名前を日本語で記述していると名前で検索できないのでローマ字に修正してください」と言われます。以前記述したように、アクティベーションもできません。
ところが、iTunesでアプリなどを購入する場合は「日本語で」アカウントを登録しなければなりません。そうでなければアプリを購入することができなくなります。

つまり、iOS Developer Programのため英語表記にするとiTunesが使えなくなり、iTunesで日本語表記にするとiOS Developer Programで決済できなくなります。
恐らく問題となるのは決済だけのため、それ以外の場面では問題になることはないと思われます。
iTunesでアカウント情報を修正し、Member Centerで確認した場合

Member Centerでアカウントを修正し、iTunesで確認した場合

解決策

1. 特に気にしない

購入するのがiOS Developer Programだけの場合は、購入後にiTunesでアカウント情報を修正してしまえば他に影響はないと思われます。また、追加購入する際にはその都度サポートにお願いし、再度iTunesの方も修正すれば解決するはずです。

2. アカウントを分ける

しかし、何かあるたびにサポートに電話して修正してもらうのはお互いに手間なので、開発用のアカウントを別に作成することをお勧めします。

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